感謝の気持ちを持って実践することが人生をよい方向へ変える

感謝の気持ちを持って実践することが人生をよい方向へ変える マインドセット
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目標達成のために努力することで、報われたことがあるのではないでしょうか。

自分を追い込むことが成長につながることはよくありますが、すでに持っているもの、手に入れた目標、これまでの人生における進歩に感謝することの重要性が薄れてしまうことがあります。

よく食べ、十分に運動するように、感謝の気持ちを持つことは、実践すべきことであり、有益なのです。

感謝の気持ちをコントロールする

感謝の気持ちをコントロールする

人生に左右されるように見えるかもしれませんが、実は一日の形は自分が決めているのです。

何をして、どのように反応し、どこでエネルギーを使うかは、すべて自分が選択するのです。

そのため、仕事や社会生活と自分の内面的な世界(思考、感情、感情的な幸福)とのバランスをうまくとる方法を考えてみましょう。

感謝の気持ちはいつでも持てる

感謝の気持ちを持つことは素晴らしいことです。

無料で、時間と労力をかけず、どこでもできることです。

ライフスタイルを大きく変える必要はありませんし、考え方を大きく変える必要もありません。

さらに、いったん感謝の気持ちを持つようになると、それが面倒に感じられなくなり、たった一度の人生を最大限に活用するための有用なツールに感じられるようになります。

見過ごしていた日常の喜びや、今まで気づかなかったり、当たり前だと思っていた周りの人たちの愛やサポートに感謝するようになります。

感謝することのメリット

感謝することのメリットは、感情的、精神的、そして肉体的にもよい影響があります。

感謝の気持ちを持つと、ストレスにうまく対処できるようになることがよくあります。

ストレスに適切に対処できないと、健康や幸福が損なわれてしまいます。

感謝の気持ちを持つことは、悪影響に対抗する、あるいは完全に防ぐための健康的な方法です。

感謝は鎧のようなもので、実践することで強化され、ストレスの悪影響から身を守るために使われます。

ポジティブになれる

さらに、感謝の気持ちを持つことで、周囲の世界に対してポジティブで信頼できるようになります。

すべてを贈り物とみなすと、変容が起こります。

ネガティブなことよりもポジティブなことに注意を向けるようになり、態度が楽観的で、希望に満ち、より楽しいものになるのです。

感謝の気持ちから得られること

感謝の気持ちから得られること

感謝の気持ちを実践することで得られる健康上のメリットをいくつかご紹介します。

ストレスを軽減する

日々感謝の気持ちを育むことは、人生の大きなストレス要因だけでなく、ストレスレベルを急上昇させるような日常の問題にもうまく対処できるようになります。

感謝の気持ちが、うつ病の減少も含むストレスレベルの改善を促進することが発見されています。

感謝の気持ちとストレスの間に直接的な関係があることが示されたのです。

睡眠の質を向上させる

感謝の気持ちと睡眠に正の相関関係があると言われています。

この研究では、研究者は、臨床的な睡眠障害を報告した40%の401人の参加者に、感謝の気持ちを抱く出来事の頻度と強さ、また、眠りにつく前にポジティブな考えとネガティブな考えを持つ頻度を評価してもらいました。
さらに、睡眠の質と量、性格特性(神経症、外向性、快楽性、良心性、開放性)、そして最後に社会的な望ましさを測定しました。

性格特性と社会的な望ましさの影響を取り除いた後、感謝の気持ちと睡眠の質、量、時間の間に関係があることがわかりました。

また、感謝の気持ちを持つ人は、睡眠前のネガティブな思考が少なく、ポジティブな思考が多いこともわかりました。

ネガティブな考えは安眠を妨げるだけでなく、感謝する人が入眠前によくするポジティブな考えは、実は睡眠の質を向上させる可能性があるとのことです。

心臓の健康を改善する

感謝の表現を実践することで、心臓の健康も改善される可能性があるとのことです。

感謝、ポジティブな意味、社会的支援、宗教・スピリチュアリティなどの心理社会的資源が、進行した心不全患者の幸福度を決めるかどうかを調べたところ、感謝の気持ちを含むこれらの心理社会的資源は、進行した心不全患者の苦悩を軽減し、幸福感やQOLにプラスの影響を与える可能性があることが判明しました。

人間関係を豊かにする

感謝は恋愛関係だけでなく、友人関係においてもつながりや満足感を高めることができます。

感謝の気持ちを表すことで人間関係の強さが増すかどうかを検証したところ、パートナーに感謝の気持ちを表した参加者と、関係そのものの共有の強さの間に正の相関があることがわかりました。

さらに、感謝の気持ちを表すことが、時間の経過とともに関係性の強さを予測することがわかりました。

加えて、実際に友人に感謝の気持ちを伝えた参加者は、単に友人への感謝の気持ちを考えていた場合よりも、その関係がより強いと認識されたのです。

感謝の気持ちを自分の中だけに留めておくのではなく、大切な人に感謝の気持ちを伝えることで、その人との絆が強まるということなのです。

孤独感を軽減する

孤独と感謝の相関として、社会的関係の形成に影響を与えることが多いということがわかっています。

歪んだ思考は人間関係の発展を阻害するが、感謝の態度はその歪んだ認知を打ち消すため、人間関係を作っていくことができるのです。

2015年、ローマ大学の研究者は、197人の参加者を対象に、感謝と孤独の関係を調べるオンライン調査を実施しました。その結果、両者には負の相関があり、感謝が増えると孤独感が減り、逆もまた然りであることがわかりました。
また、感謝の気持ちと幸福感、生活満足度、社会的望ましさとの間に関連性があることも分かりました。

幸福感を高める

感謝することで、その人を幸せな気分にさせることができると言われています。

感謝の気持ちを実践するには、様々な形があります。

感謝の気持ちを育む方法

感謝の気持ちを育む方法

感謝の気持ちを表現することの利点はわかったけれど、どうやって始めたらいいのかわからないという方のために、いくつかの方法をご紹介します。

  • 感謝日記をつける
  • マインドフルネス瞑想を実践する
  • 親切にしたり、感謝の気持ちを伝える
  • お礼状を書く
  • 肯定的な言葉を使う
  • 肯定的なアファメーションを暗唱する
  • 元気の出る人たちに囲まれて過ごす
  • 過去のポジティブな経験を振り返ってみる
  • 自分の環境の中にあるポジティブなものを探す練習をする
  • 付箋に感謝していることを書き留め、自宅や職場に貼っておく

おわりに

どのような方法で感謝の気持ちを育むにせよ、それに伴う多くの恩恵を受けることは間違いないところです。

世界がより明るく見えるようになるだけでなく、感情や心の健康、そして身体の健康も増進されるのです。

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