TOEICスコアで700点といえば、ビジネスマンにとっては一流の証となるスコアになります。
英語力はそこまでないけどとりあえずTOEICで700点台を取得したい!という人に向けて最短で700点が取れる方法をお伝えします。
なお、800点以上取りたいとなると、根本的に英語力の底上げが必要になるので方法は変わってくるのですが、とりあえず700点までであれば、そこまで高い英語力は必要ありません。
700点台に乗せるにはどうすればいいのか?
なかなか一筋縄ではいかないように思える、TOEICスコアで700点ですが、はたして何をすれば取得できるのでしょうか?
結論としては、Part5だけ完璧にこなせるようにひたすら練習することです。
そして、Part5を1問あたり30秒で正答率を90%以上で解答するようにしていきます。
これができれば、TOEICで700点台に乗せることができます。
Part5攻略が700点台に直結する理由
そもそもTOEICでは時間配分がとにかく大事です。
TOEICには、リスニングとリーディングという2つのパートがあります。
TOEICの時間配分:合計2時間
- リスニング:45分
- リーディング:75分
リスニングについては時間配分ができませんので、ここでは無視します。
ただし、今回のTOEICスコア700点を取るということにおいては、リスニングは受検者の平均くらいは取れていることが前提となります。
リーディングは自分のペースで解答することができるので、時間配分が重要になります。
リーディングの問題配分数
- Part5:30問
- Part6:16問
- Part7:54問
問題内容から、Part5,6は1問あたり30秒で、Part7は1問あたり60秒で解答するように時間配分します(見直し時間は考慮せず)。
このペースであれば、リーディング75分の時間内に全問解答することができます。
リーディング問題を解答するにあたり、時計を見ながら確認し、ペース調整をしながら進めるようにしましょう。
リーディング問題の最難関はPart5
このペースで解答できるようになれば最後まで解答できるのでスコアは上がっていくのですが、この中(Part5,6,7)で一番難しいのがPart5を1問あたり30秒、全30問を15分で解答することがとても大変なのです。
このため、Part5を達成するためには訓練が必要になります。
なお、Part6,7については特別な訓練は必要ありません。
Part6,7は読解中心で時間があればそれだけ問題文をよく読むことができ、解答できるので今回の時間配分であれば比較的解答できるようになっています。
リーディング問題はPart7から解き始めるのがよい?
時間があれば読解問題は解答できることから、Part7を最初にとりかかればいいと思われるかもしれませんが、これはとても危険です。
TOEICは相対評価の採点になっていて、各問題に点数がついているわけではなく、そのときの受検者の正答率に応じて各人のTOEICスコアが決まります。
このため、正答率の高い(多くの人が正答している)問題を落としてしまうと、それだけスコアを大きく落としてしまうのです。
Part5はリーディング問題の最初のパートになるので、時間に余裕があることもあり、TOEIC受検者の正答率は高いです。
Part5を後半に回してしまい、時間がなくて簡単な問題を焦って落としてしまったり、それこそ時間切れで解答できずに空欄で終わるようなことになってしまうと、TOEICスコアに響いてしまいます。
一方、Part7の後半問題のほうが、多くの人が時間切れなどで当てずっぽうでマークする人も多くなってくるので、ここを落としてもTOEICスコアにはそこまで響かないです。
したがって、リーディング問題はPart5→6→7の順番で解答していきましょう。
それでもまずはTOEICスコア600点は確実に取得しておきたい、という人はこちらの記事に600点を取る具体的な勉強法を解説していますので、参考にしていただければと思います。
![](https://life-0123.com/wp-content/uploads/2022/05/school-work-g26b2ff789_1280-160x90.jpg)
Part5対策は何をすべきか
![Part5対策は何をすべきか](https://life-0123.com/wp-content/uploads/2022/05/abc-g88d37d376_1280-800x533.jpg)
![Part5対策は何をすべきか](https://life-0123.com/wp-content/uploads/2022/05/abc-g88d37d376_1280-800x533.jpg)
Part5の重要性は理解できたのではないかと思います。
それでは、Part5対策として何をすればいいのでしょうか?
参考書として、『文法特急 (1駅1題 TOEIC L&R TEST)』をひたすらやり込むことで、Part5のパターンが見えてくるので、徹底的に網羅することで攻略可能です。
さらに、より確実にスコアを上げていくには、『スタディサプリENGLISHパーソナルコーチプラン』をオススメします。
オンライン特化型専属コーチをつけることで、短期でTOEICの結果を出したい人、自分だけではTOEIC学習を継続できない人にはとても大きな効果が出ます。
![](https://www15.a8.net/0.gif?a8mat=3N7ZEY+912V8Y+3AQG+O0741)
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Part5を完璧にすればTOEICスコアがグンと上がる
Part5を攻略するには、テクニックで解答できるので知ってきたいところです。
選択肢とか問題文を全文読まなくても解答できるようになります。
パターン化(副詞、動詞に着目するだけ、など)されているのでその内容を知ることで、解答率とスピードが上がるのです。
スピードを上げることで、その後のPart6,7に多くの時間をかけることができ、じっくり問題を読み込むことができるようになります。
公式問題集でも1問も落とさないくらい極めるようにしましょう。
すると、Part6,7の正答率も上がるので、TOEICスコアもグンと上がるのです。
あくまでTOEICスコア700点までの対策である
800点以上を目指すのであれば、Part5対策をひたすらやればいいだけではありません。
英語力の底上げが必要になりますので、とりあえず700点までTOEICスコアを上げたい、履歴書に書きたい、英語が得意だと証明したい、ということであればPart5に注力することが一番の近道になります。
Part5を対策していくことで、Part6,7のTOEICスコアも上がっていきます。
まとめ
とにかくTOEICスコアで700点取得を目指す最短の勉強法は、Part5を極めることです。
こちらの教材を使ってPart5対策を進めましょう。
毎日少しずつでも学習時間を確保して、英語勉強を進めましょう。
なお、そもそもTOEIC対策の基礎ができていない、と不安に思われている人は、こちらの記事に最初に何をしたらいいのかを解説していますので、併せてお読みいただければ幸いです。
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