TOEICリスニング(Part2)の問題攻略と勉強方法について

TOEICリスニング(Part2)の問題攻略と勉強方法について TOEIC
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Part2の問題概要

TOEICパート2では、質問に対する3つの答えを聞いて、最も適切なものを選ぶというQ&A問題があります。

これを通して、日常生活や職場環境で必要とされるコミュニケーション能力が評価されます

全部で25問出題されますが、試験には問題文も選択肢も書かれていないので、正確に聞き取ることが重要です。

間違った答えを1つずつ消していきながら問題を解いていくのも良い方法の1つです。

パート2の問題は、大きく「疑問文」と「非疑問文」に分けることができます。

それぞれ見ていきましょう。

Part2の問題攻略

Part2の問題攻略

質問の最初の単語を注意深く聞く … WH質問

WH問題とは、who, what, when, where, why, and howの6つの疑問詞のうちの1つで始まる質問のことです。

Part2の疑問文の場合、質問の最初の部分に注目すれば、ある程度は答えを予測し、見つけることができます。

非疑問問題の様々な形式

非疑問式質問には様々な形式がありますが、どのような問題があるのかを理解しておくと、Part2を攻略する上で役に立ちます。

YES-NO質問

YES-NO質問とは、イエスかノーで答えられる質問で、be動詞、助動詞、do / have / will / should などで始まります

Did you attend the meeting yesterday?
(昨日のミーティングには参加されましたか?)

上記はYES-NO質問の例で、会議に出席していれば「イエス」、出席していなければ「ノー」と答えることができます。

付加疑問文(Tag question)

付加疑問文とは、質問の後に “right, don’t you “などと続く質問です。

It must be your first company picnic, right?
(初めての社内ピクニックなんでしょうね?)

こちらは付加疑問文の一例です。

否定疑問文(Negative question)

否定疑問文は、isn’t / doesn’t / won’tという不定詞型で始まる疑問文です。

次に否定疑問文の例文を挙げます。

Haven’t you made a reservation yet?
(まだ予約していないのですか?)

予約をしていれば、

Yes, I did.

と答えることができます。

予約していない場合は、

No, I didn’t

と言うことができます。

提案・依頼文

提案・依頼文は、“Why don’t ~? / Would you ~? / Could you ~?” で始まる質問です。

例えば、以下のようなものです。

Could you review the draft document for me today?
(今日、草稿を確認していただけませんか?)

選択文

選択文は、“or”を含む、AかBかの選択を導く質問です。

Which would you prefer, tea or coffee?
(紅茶とコーヒー、どちらがお好みですか?)

このような質問では、お茶かコーヒーを選択することができます。

あるいは、AでもBでもなく、以下のような第三の答えを出すこともできるのです。

Water would be enough for me.
(水があれば十分です。)

間接疑問文

これまで見てきた質問は、すべて<WH疑問詞+動詞+主語>という順序で始まっていました。

しかし、これらの一般的な質問とは異なり、<WH疑問詞+主語+動詞>の語順で始まる質問もあるのです。

これが間接疑問文です。

Do you know where I can get a map?
(地図はどこで手に入るかご存知ですか?)

という文章を見てみると、話し手は「~を知っていますか」と尋ねています。

しかし、話し手が本当に知りたい情報は、その人がどこで地図を手に入れることができるかということです。

ここが上の質問の重要なポイントです。

この質問の語順を見てみると、<where(WH単語)+I(主語)+can get(動詞)>という順序になっていることがわかります。

宣言文

宣言文は、普通の疑問文と違って、<主語+動詞>で始まる文です。

Part2の問題で宣言文が出題された場合、発話意図によって様々なパターンの反応が答えとしてありえます。

その意図とは、情報の伝達、提案、依頼、話し手の意見・感謝・関心の表明、疑問提起などです。

例えば、

I’ve forgotten how to log in. 
(ログインの仕方を忘れてしまいました)

という宣言文に対しては、

Look up the employee manual.
(社員マニュアルを調べてください)

That page is accessible without logging in.
(そのページはログインしなくてもアクセスできます)

など、さまざまな答え方ができます。

Part2で素早く答えを見つけるためのコツ

Part2で素早く答えを見つけるためのコツ

Part2は、1問あたり20秒程度であっという間に終わってしまうため、高い集中力が必要です。

Part2を攻略するためには、問題を解いて問題と答えをペアで覚えるようにしましょう。

そうすることで、よく出題される問題と答えのパターンを覚えることができます。

回答は大きく分けて3種類

Part2の回答は、大きく分けて、直接回答、間接回答、その他の回答、の3種類あります。

直接回答

直接回答は、質問に対して直接的に回答することです。

A: Where is the key to the supply room?
(備品室の鍵はどこですか?)
B: On my desk.
(私の机の上です)

間接回答

間接回答は、間接的に実際の答えを示唆することです。

A: Where is the key to the supply room?
(備品室の鍵はどこですか?)
B: I saw Mark use it this morning.
(今朝、マークが使っているのを見たよ)

その他の回答

その他の回答として、元の質問に対して反問したり、回答者が答えを知らないことを返答したり、質問と無関係な情報を提供することがあります。

A: Where is the key to the supply room?
(備品室の鍵はどこですか?)
B: Do we have a supply room in our company?
(私たちの会社には備品室がありますか?)

問題を正しく聞いて返ってくる答えを予測する

問題を正しく聞いていれば、直接問題が出されたときにどのような答えが返ってくるかを予測することで、問題を解くことができます。

しかし、最近では、間接的な答えや、他のタイプの答えがある不親切な問題や敵対的な問題が増えているので、困惑させられます。

間接的な答えや他の種類の答えがある問題が苦手な方は、答えの種類と一緒に誤答パターンも覚えておくと便利です。

似たような発音を使った不正解パターン

Q: How was the interview for the internship?
(インターンシップの面接はどうでしたか?)
A: It received mostly positive reviews.
(ほぼ好評でした)

同じ単語を繰り返し使った不正解パターン

Q: Why did you leave the office so early yesterday?
(なぜ昨日はあんなに早く退社したのですか?)
A: I’ll leave on Friday.
(金曜日に帰ります)

特定の単語の派生関係を使った不正解パターン

Q: What should we take with us to the product demonstration?
(商品のデモンストレーションには何を持っていけばよいですか?)
A: The shop sells only fresh local produce.
(この店では地元の新鮮な野菜しか売っていない。)

これらの誤答パターンは絶対的なものではありません。

しかし、問題をよく聞き取れなかった場合、この誤答パターンを考えることで、Part2の問題を解決する手がかりになります。

Part2に出題される英語の覚え方

Part2に出題される英語の覚え方

質問の種類別によく出題される英単語などの語彙や表現を以下にまとめました。

Whoの質問 … 肩書きや部署関連

TOEICテストではビジネス関連の情報が頻繁に出題されるため、職場の様々な役職や部署名を覚えておくと、Part2のWhoに関する問題を解くのに役立ちます。

  1. president
  2. vice president
  3. board members
  4. management
  5. head of department
  6. supervisor
  7. accounting department
  8. finance department
  9. human resources
  10. marketing team
  11. customer service team
  12. maintenance
  1. 社長
  2. 副社長
  3. 役員
  4. 管理職
  5. 部門長
  6. スーパーバイザー
  7. 経理部
  8. 財務部
  9. 人事部
  10. マーケティングチーム
  11. カスタマーサービスチーム
  12. メンテナンス

Whenの質問 … 具体的な時間表現と時間・順序関係の表現

Whenの問題に関連してよく登場する英語は、具体的な時間表現と時間・順序関係に分けられます。

具体的な時間表現

  1. at noon
  2. an hour ago
  3. last year
  4. early next week
  5. by the end of the month
  6. no later than May 1
  1. 正午
  2. 1時間前
  3. 昨年
  4. 来週のはじめ
  5. 月内
  6. 5月1日まで

時間/前後関係表現

  1. recently
  2. soon
  3. after/before
  4. sometime next week
  5. as soon as possible
  1. 最近
  2. まもなく
  3. 後/前
  4. 来週のいつか
  5. できるだけ早く

Whereの質問 … 場所、場所に関連

Whereの質問は、場所や場所に関連する表現で答えることができます。

  1. over there
  2. around here
  3. on one’s desk
  4. across the street
  5. on the opposite side of
  1. あそこ
  2. ここ
  3. 机上
  4. 向かい側
  5. の向かいにある

Whyの質問 … 理由や目的などの関連

Whyの質問は、理由や目的などで答えることができます。

  1. to discuss
  2. to meet with
  3. for advice
  4. because of a traffic jam
  5. due to heavy rain
  1. 話し合うために
  2. に会う
  3. アドバイスのため
  4. 交通渋滞のため
  5. 大雨のため

Howの質問 … 方法、頻度、期間関連

Howの質問は、大きく分けて、方法、頻度、期間を問う質問に分けられます。

方法

  1. by e-mail
  2. in person
  3. by cash/credit card
  1. 電子メール
  2. 直接
  3. 現金/クレジットカード

頻度

  1. every morning
  2. once a month
  3. biannually/annually
  1. 毎朝
  2. 月1回
  3. 隔年/年1回

時間

  1. for about an hour
  2. over weeks
  1. 1時間程度
  2. 数週間以上

提供する … オファー受諾表現とオファー拒否表現

チケットを前売りで購入しませんか?といった提案には、それを受け入れるか拒否するかの答えがある場合があります。

オファーを受け入れる表現と拒否する表現がわかっていれば、問題を聞き取ることで答えを予測することができます。

受け入れ

  1. Sure.
  2. That sounds good.
  3. If it’s not too ~.
  1. 確かに
  2. それは良さそうだ。
  3. あまり~でなければ。

拒絶

  1. No, thanks.
  2. I’m sorry, but
  3. I’m afraid I can’t.
  1. いいえ、結構です。
  2. 申し訳ないのですが
  3. 残念ですが、無理です。

おわりに

Part2では、LCセクションの中でも特に正確なリスニングスキルが重要です。

丁寧なリスニングの第一歩は、過去問を暗記することです。

どの問題が、どの語彙が頻出なのかを把握し、戦略的に暗記してみてください。

このように効率よく勉強すれば、短期間で希望するTOEICスコアが取れるようになります。

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