勉強だけでなく生活に役立つ暗唱して記憶に残すコツ

勉強だけでなく生活に役立つ暗唱して記憶に残すコツ 勉強法
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記憶力を最も活用したい方法として暗唱することがありますね。勉強や歌など、暗唱したいシーンは意外と多いものです。それだけに苦労している人も多いのではないでしょうか。暗唱する際に気をつけたいポイントをお伝えしますね。

読む時間の4倍ぐらい暗唱したときに最も効果が出る

暗唱する能力は、年齢によって大きく異なります。

年齢が上がるにつれて、なかなか暗唱することができなくなっていきます。

外国語を勉強するのに、高年齢になるほど遅々として進まないのは、暗唱する能力が低下することも一因になっています。

若いうちの暗唱は、ただ機械的なものでなく意味や内容を理解しながらやると、その場かぎりの必要だけでなく、長く知識として定着することが多いです。

もちろん、テストのときには、手がかりが全然ない状態で再生を要求されることが多いので、はっきり記憶に定着させてしまう暗唱が、おおいに役に立つのです。

暗唱に多くの時間をさけば、記憶の量が多くなるばかりでなく、記憶したものを、長く保持できるようになります。

割合として、読むこと:暗唱を1:4の時間をかけると、もっとも効率がよいと言われています。

暗唱の場合、「日本語の文章なら簡単だが英語はどうも苦手だ」と言う人がいます。

一見すると英語は難しいので、そう思ってしまうだけのことです。

英文には、独自の流れやリズムがありますから、しばらく暗唱を繰り返すと、意外に簡単に憶えられるものです。

暗唱は全体をひとまとめにして憶えたほうがよい

暗唱することは丸暗記につながるというイメージが強いようです。

しかし、暗唱のやり方によっては有効な勉強法です。

丸暗記ではなく、全体の意味把握と関連づけるという姿勢があればよいのです。

暗唱の仕方には、集中的暗唱法分散的暗唱法があります。

集中的暗唱法とは、完全に暗唱できるまで、全体をひとまとめにして憶える方法で、分散的暗唱法は途中をいくつかに区切って憶える方法です。

この2つでは集中的暗唱法のほうが能率的で、しかも確実なものになります。

ただし、あまりに長い内容のものを暗唱しなければならない場合や、無意味なものが延々と並ぶ場合には、集中的記憶法は、実用的なものではありません

一般に無意味・無関連な記憶材料を暗唱するときは10~30個、詩や散文のときは10~30行までが、記憶の限界です。

ですからそれ以上ある場合には、一定程度のブロックに分けて憶えていくようにしたほうが、憶えがよいのです。

レコーダーに自分の声を吹き込んでおくと頭に残りやすい

他人の声で吹き込まれたものを聞いて憶えるよりも、自分で吹き込んだほうが、はるかに効果があるものです。

というのは、自分で作った音声は自分の発想にフィットしているので、スムーズに受入れられるからです。

アナウンサーや専門家の声は、スムーズ過ぎて、かえって記憶のアミにひっかかりにくいのですが、その点、自分の声は不思議と耳に残るものです。

というのは、自分の声でありながら、私たちが普段から聞き慣れている声とはひと味違った声だからです。

録音に時間を使いしますが、録音すること自体がすでに記憶作業の意味をもちますし、自分の声をテープで聴きながら、同じことを心のなかでつぶやいたり、声に出したりすると、音が共鳴しあっている状態と同じで、記憶の強化につながります。

時間はムダになるどころか、かえって暗記の効果を高めるのです。

とくに、英単語の記憶の場合は、ただ声を出して暗唱するより、聴覚をより強力に刺激して、多くの単語を頭に入れることができるのです。

まとめ

・暗唱で最も効果が出るのは、読む時間の4倍ぐらい暗唱に時間を費やしたとき
・集中的暗唱法で完全に暗唱できるまで全体をひとまとめにして憶えるようにするとよい
・自分の声をレコーダーに吹き込んで活用すると頭に残りやすい

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