毎日の積み重ねが大切!記憶量を確実に増やすための反復法とは

毎日の積み重ねが大切!記憶量を確実に増やすための反復法とは 勉強法
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記憶量を増やすには反復することが一番の近道です。反復でもやり方はいくつかあり、時間との兼ね合いもあるのでそのときの状況に応じて使い分けるといいと思います。それぞれの特徴について解説します。

憶えたいものとかけはなれた連想ほど印象に残りやすい

たくさんのことを短時間で憶えようとすると、最初のうちはさほどではありませんが、時間がたつにつれ、頭の疲れと、記憶内容の類似や重複のため、記憶があいまいになったり、飽和現象のため憶えたいことが頭に入ってくれないことがよくあります。

頭に入ってこないことを防ぐためには連想を利用した記憶法にしましょう。

コツは、連想によって結びつける相手のものが、憶えたい内容とできるだけ異質で、大きくかけはなれたものであるほどよいということです。

英単語にも、歴史や地理、自然科学上の知識にも、まったく違った連想が、似ている内容を他とはっきり区別し、鮮明に記憶に残す効果があるのです。

学習したところを繰り返しながら記憶を進めることで確実に早く憶えられる

記憶を確実にするには、反復が必要なことは言うまでもありませんが、かといって反復にあまり時間とエネルギーを費やしてしまうと、どうしても前へ進むのが遅くなってしまいます。

できるだけ早く前へ進みながら、しかも確実に記憶を豊富にしていく方法として、後退しながら前へ進む反復法があります。

この方法では、たとえば記憶しようとするものを、まず3つの部分に分けます

そして、第一の部分を読み終わったら、すぐ第二の部分に移ります。

第二の部分が終了した段階では、第三の部分に進まず、最初まで戻って第一の部分と第二の部分をともに勉強、つまり反復して、それから第三の部分へと前進します。

もちろん、第三の部分が終わったら、全部もう一度やり直して記憶を強化します。

この方法で憶えれば、時間の経過によって忘れていくことを防ぎ、前進することができます。

また、完全に反復するのではなく、これからやる困難な部分を既知のものと合わせることもできますから、全体を通じてひとつの思想を表現しているものを理解できるので、記憶するにはよいことなのです。

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繰返しの回数を多くすることで記憶量が増える

記憶を正確にする方法がもうひとつあり、第一の部分が終わったら第二の部分に進まずに、第一の部分の最初に帰って再出発して第二の部分に進むようにします。

既習の部分に、新しい部分をつぎ足していくわけですが、この記憶法では、つぎ足し部分が増えるにしたがって前に習った部分の反復が多くなり、最初は多少時間はかかりますが、記憶は確実に自分のものとなります。

初歩に戻って次に進み、繰返しの回数を多くすればするほど、スピードもあがり、より多くの記憶ができるようになるのです。

まとめ

・連想によって結びつけるものは大きくかけはなれたものであるほど記憶に残りやすい
・学習したところを繰り返して記憶を進めることが確実な記憶につながる
・繰返しの回数を多くすればするほどスピードが上がり記憶量が増える

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