資産運用が大切なことは誰でもおわかりかと思います。NISAやiDeCoなど、国を挙げての投資しようという声が大きくなってきているのも事実ですね。
今回は、ひふみプラスという投資信託の商品について紹介したいと思います。ひふみプラスは、日本の成長企業に投資することを目的としており、2012年から運用を開始しています。ひふみプラスは、直販で扱うひふみ投信と同じ「ひふみ投信マザーファンド」に投資しているため、投資方針や組入銘柄に違いはありません。ひふみプラスは、銀行や証券会社などの金融機関で購入することができます。また、つみたてNISAの対象商品でもあります。
では、なぜひふみプラスがおすすめなのか、どうやって利用するのか、どんなメリットがあるのか、詳しく見ていきましょう。
なぜひふみプラスがおすすめなのか
日本の成長企業に投資できる
ひふみプラスは、日本の成長企業に投資することを目的としています。成長企業とは、将来的に売上や利益が大きく伸びる可能性が高い企業のことです。成長企業に投資することで、その伸びに連動して株価も上昇することが期待できます。つまり、成長企業に投資することは、自分の資産も増やすことにつながるのです。
直販型と比較してコストが安い
ひふみプラスは、直販で扱うひふみ投信と同じ「ひふみ投信マザーファンド」に投資しているため、投資方針や組入銘柄に違いはありません。しかし、直販型と比較してコストが安い点が大きなメリットです。
コストとは、投資信託を購入したり売却したりする際にかかる手数料や費用のことです。コストが高いということは、その分だけ利益が減るということです。したがって、コストをできるだけ抑えることが、投資信託の選び方の重要なポイントです。
ひふみプラスのコストは、以下のようになっています。
- 販売手数料:0%(無料)
- 信託報酬:0.54%(年率)
- 信託財産留保額:0.1%(年率)
これに対して、直販型のひふみ投信のコストは、以下のようになっています。
- 販売手数料:0%(無料)
- 信託報酬:1.07%(年率)
- 信託財産留保額:0.1%(年率)
つまり、ひふみプラスは、直販型のひふみ投信よりも信託報酬が約半分安いということです。信託報酬は、運用会社に支払う報酬であり、運用成績に関係なくかかります。信託報酬が安いということは、長期的に見れば大きな差になります。
つみたてNISAの対象商品である
ひふみプラスは、つみたてNISAの対象商品でもあります。つみたてNISAとは、毎年最大40万円までの投資信託やETFなどを非課税で積み立てることができる制度です。つみたてNISAは、20年間継続して利用することができます。つまり、最大800万円分の投資を非課税で行うことができるということです。
つみたてNISAを利用するメリットは、以下のようになります。
- 配当や売却益にかかる税金を払わなくて済む
- 複利効果で資産が増えやすくなる
- 少額から始められる
- 自動的に積み立てられる
ひふみプラスは、成長企業に投資することで長期的に高いリターンを目指す商品です。そのため、つみたてNISAの制度を活用して非課税で積み立てることは、非常に有効な方法です。ひふみプラスをつみたてNISAで購入する場合は、以下の点に注意してください。
- つみたてNISAの口座を開設する必要がある
- つみたてNISAの口座は1人1口座しか持てない
- つみたてNISAの口座で購入できる商品は限られている
- つみたてNISAの口座で購入した商品は20年間売却できない
どうやってひふみプラスを利用するのか
金融機関で購入する
ひふみプラスは、銀行や証券会社などの金融機関で購入することができます。金融機関によっては、インターネットや電話でも購入できます。金融機関ごとに取り扱い条件やサービスが異なりますので、事前に確認してください。
ひふみプラスを購入する際には、以下の点に注意してください。
- 最低投資金額は1万円からです。
- 購入時には、信託財産留保額として0.1%が差し引かれます。
- 購入後には、信託報酬として年率0.54%がかかります。
- 売却時には、信託財産留保額として0.1%が差し引かれます。
- 売却時には、売却益に応じて税金がかかります(つみたてNISAを利用した場合は非課税です)。
定期的に積み立てる
ひふみプラスを利用する方法の一つとして、定期的に積み立てることがおすすめです。定期的に積み立てることで、以下のメリットがあります。
- 毎月決まった金額を自動的に投資できる
- 株価の変動に左右されずに平均的な価格で購入できる
- 長期的な視点で投資できる
- 少額から始められる
定期的に積み立てる場合は、以下の点に注意してください。
- 積み立て金額や日程は自由に設定できますが、金融機関ごとに最低金額や回数などの条件があります。
- 積み立てを開始する前には、口座残高や振込手数料などを確認してください。
- 積み立てを変更や解約する場合は、金融機関の指定する方法や期限に従ってください。
分散投資をする
ひふみプラスを利用する方法のもう一つとして、分散投資をすることがおすすめです。分散投資とは、一つの商品だけでなく、複数の商品や分野に投資することです。分散投資をすることで、以下のメリットがあります。
- リスクを分散させることができる
- リターンを安定させることができる
- 市場の変化に対応できる
分散投資をする場合は、以下の点に注意してください。
- 分散投資をするためには、自分の目的や期間、リスク許容度などを明確にしておく必要があります。
- 分散投資をするためには、複数の商品や分野の特徴や相関性などを理解しておく必要があります。
- 分散投資をするためには、定期的に見直しや調整を行う必要があります。
ひふみプラスのメリット
高い運用成績を誇る
ひふみプラスの最大のメリットは、高い運用成績を誇っていることです。ひふみプラスは、2012年から運用を開始して以来、毎年プラスのリターンを出しています。2023年3月末時点での累積リターンは+282.8%です。これは、同じ期間のTOPIX(東証株価指数)の累積リターン+97.2%を大きく上回っています。
安心して長期投資できる
ひふみプラスのもう一つのメリットは、安心して長期投資できることです。ひふみプラスは、日本の成長企業に投資することで、長期的に高いリターンを目指す商品です。そのため、短期的な株価の変動に動じることなく、安心して投資を続けることができます。また、ひふみプラスは、運用会社のレオス・キャパタルワークスが選んだ企業と長期的なパートナーシップを築いており、その成長をサポートしています。そのため、投資家も自分が応援する企業の一員として感じることができます。
まとめ:ひふみプラスで賢く投資しよう
以上、ひふみプラスの魅力と活用法とメリットについて紹介しました。ひふみプラスは、日本の成長企業に投資することで長期的に高いリターンを目指す商品です。ひふみプラスを利用する場合は、以下の点を念頭に置いてください。
- 株式投資に対する知識や経験を身につける
- 株価の変動に対して冷静に対処する
- 長期的な視点で投資を続ける
- 金融機関で購入する
- 定期的に積み立てる
- 分散投資をする
- 情報やサービスを客観的に評価する
- 自分の目的や判断に基づいて投資する
ひふみプラスは、日本の成長企業のパートナーとして共に成長することができる商品です。そのため、ひふみプラスを利用することは、自分の資産だけでなく、日本経済や社会にも貢献することになります。ひふみプラスで賢く投資しましょう!
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